市田柿日誌 | 南信州・市田柿

飯田市「市田柿ブランド推進プロジェクト」
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南信州・市田柿
市田柿日誌

1月15日、「成り木責め(市田柿の木打ち)」を行いました。

農業課、農業振興センターでは、地域ブランドとして推進している「市田柿」の豊作を祈願して、南信州の伝統行事である小正月の「成り木責め」(柿の木打ち)を実施しました。

「成り木責め」は果実の豊作を祈願する小正月行事ですが、一風変わった面白い行事で注目を集めています。

一人が「成りそか、木切りか、成らんと切ってしまうぞ」と言って斧で柿の木を2・3度切りつけます。もう一人が「成ります。成ります。」と木の代弁をして、傷口に粥を供えます。

「成り木責め」も、戦前までは農家が普通に行ってきた伝統行事でした。 生活の多様化と共に忘れ去られようとしている「成り木責め」ですが、伝統行事を見直し、伝承することにより「市田柿」のブランド化へ繋げていきます。

  

12月22日に市田柿ブランド推進協議会による第10回「市田柿コンクール」が開催されました。
翌23日には、褒章授与式が行われました。
表彰

今年は、春先の温暖な気候により開花時期や成長が早く、柿が大玉となり、加えて11月の高温・多湿で乾燥に非常に苦慮する事態となり各農家の皆さんにおかれては大変ご苦労されたシーズンとなりました。

そういった中、今回のコンクールの出品は、「パック・トレーの部」「化粧箱の部」「バラの部」の3部門で合計37点の出品がありました。柿の乾燥状況、粉の具合、色上がり、しわの程度、硬さ、果肉の状態、食味などが総合的に評価され、外見だけでなく食味も確認しながら部門別に入賞者が決定されました。
化粧箱 パック バラ
【パック・トレーの部】
最優秀賞  松澤佑太郎(飯田市)
優秀賞   宮下健彦(中川村)、中島真一(飯田市)、宮沢秀利(飯島町)
優良賞   下平和幸(中川村)
【化粧箱の部】
最優秀賞  小林エリカ(豊丘村)
優秀賞   宮下寿博(高森町)、大倉晃(豊丘村)、(株)戸田屋(飯田市)
【バラの部】
最優秀賞  桐崎雄二(豊丘村)
優秀賞   矢澤邦穂(飯田市)


加工条件の悪い中、これまでの経験と高い技術力のもと、どれも品質の高い市田柿が出品されました。伝統の「市田柿」を守り続けるため、こういったコンテストを通し技術の向上が図られ、よりおいしく安全な市田柿が消費者の皆さまへお届けされることと思います。
市田柿の本格的なシーズンを迎えています。
12月3日、市田柿ブランド推進協議会の構成団体が集まり、今年出荷する市田柿の目ぞろえ会を開催しました。
過去のクレームの原因となった項目について確認し改善を図っていくとともに、よりよい品質の市田柿を出荷するため、しわや色、戻り具合などの品質の基準について確認しあいました。
市田柿のブランド向上をめざし地域一丸となって、美味しくて、安心・安全な市田柿の出荷に取り組んでいます。

目ぞろえ会
12月1日、「市田柿の日」にあわせて市田柿ブランド推進協議会主催で市田柿PRイベントを、銀座NAGANOで行いました。
約40名の参加があり、市田柿やブランドマークの紹介をした後、乾燥途中の市田柿を使って、ほぞ切や柿もみの加工作業を体験しました。
また、信州産ワインやお茶を飲みながら市田柿バターや市田柿のマリネなど市田柿を使ったおしゃれな料理を試食し好評を得ました。
そのほか、協議会加盟団体の市田柿ミルフィーユや市田柿のチーズサンド、市田柿のドライフルーツや市田柿のかりんとう等の販売も行いました。


盆地特有の朝夕の厳しい冷え込みと、天竜川の川霧がもたらす適度な湿気が、干し柿を一気に乾かさないようにする、いわば自然の加湿器となりゆっくり乾かします。このことが、もっちりとした深い味わいの秘密です。


市田柿はこの時期は、乾燥期間に入っています。
温度(13℃以上)と湿度(80%以上)の条件が重なるとカビが発生しやすくなります。
今年は、雨の日が続いたり、暖かい日が多かったりして、乾燥作業も例年になく大変です。
 

11月4日(水曜日)酒類食品卸売会社の(株)秋田屋主催によるワイン&リカーフェスティバルが名古屋東急ホテルで開催され、長野県農産物マーケティング室がPRする信州産ワインにあわせ、市田柿ブランド推進協議会と飯田市が、ワインとあう市田柿の料理を紹介しました。

料理は、飯田市域産域消食育認定店の川楽屋(飯田市上郷)が創作した市田柿とチーズのプリット、市田柿とオレンジのマリネ、市田柿バター、市田柿のブルーチーズのせ、市田柿のエスプーマの5品盛り合わせ皿を来場者へ提供しました。

ワイン関係業者からワイン愛好家まで幅広い客層が来場し、280皿を提供しました。試食した来場者からは、市田柿は知っているが、このような料理を食べたのは初めてといった感想があり好評価を得ました。
皿  対応 ワイン

 

市田柿ブランド推進協議会主催で、地域の特産である市田柿について学ぶ「市田柿出前教室」が開催されました。

「干し柿づくり体験」では、11月4日に竜丘小学校の2年生3クラスで、11月6日は鼎小学校は4年生1クラスの児童の皆さんが体験しました。また11月10日は上郷小学校の4年生1クラス、11月20日は鼎小学校1年生1クラスが体験授業を行います。

市田柿の歴史や特徴、市田柿ができるまでの工程について説明を受けた後、干す前の柿の渋さを味わい、干すことで甘みが増すとの説明を受けました。

一人3個づつ、ピーラーで皮をむきました。ぬめりが出て扱いにくそうでしたが無事吊るすことができました。後日自分の干した柿を食べる予定です。

「市田柿をつくりには手間がかかることがわかった」などといった感想が聞かれました。

ほぞ切 柿ほし

いよいよ市田柿の収穫の時期となりました。
標高400m台の園地では10月23日から。500m台では10月末から。600m台では11月上旬が収穫の目安とされています。
市田柿
収穫した柿は、衛生管理された環境の中、一つ一つ丁寧に皮をむきます。色の良い干し柿に仕上げるため硫黄燻蒸し他後のれん状にして吊るして1か月ほど乾燥させます。
収穫
 
10月15日、南信州地域の事業者が生産する農林水産物、加工品の展示商談会が開催されました。
その中で「市田柿特設コーナー」が設けられ、市田柿ブランド推進協議会で市田柿や干し柿を使った食品の展示、試食が行われ、市田柿の振興に向けた取り組みが紹介されました。

おしゃれなパッケージや市田柿を使った新たな商品には関心が寄せられていました。
日ごとに秋も深まり市田柿の色づきも濃くなって、収穫時期が近くなってきました。

収穫期を前に、10月5日(月)に市田柿ブランド推進協議会主催による「市田柿栽培・加工技術研修会」が開催されました。
市田柿生産者をはじめ協議会の構成団体等約100名が参加し、今年の収穫期の判断や加工におけるカビ・渋味対策、衛生管理のポイント等について、南信農業試験場や下伊那農業改良普及センターの技術員から指導を受けました。

今年はこれまで、凍霜害や台風等大きな被害はありませんが、春先からの温暖の影響もあり昨年に比べ果実の肥大が進み、柿の褐色度に比べ軟化が早い傾向にあります。糖度については例年並みと推測されています。
収穫期は例年より10日程早まる(10月中旬)との見込みですが、10月から11月にかけての気象条件が、今後の収穫期、皮むき、乾燥時期に影響するため注視する必要があるとのことです。

安全安心でより高品質のおいしい市田柿を消費者の皆さんへお届けするため、こうした研修を重ねています。
 
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